第5回「TSUTAYAえほん大賞」
大賞は鈴木のりたけさんの『大ピンチずかん2』に決定!
―新設した「蔦屋書店賞」には『世界』(著者:junaida)を選出―
カルチュア・エクスペリエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌浦慎一郎、以下「CX」)は、“50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい”という願いを込めた「TSUTAYAえほん大賞」の第5回受賞作を決定しました。大賞に輝いたのは『大ピンチずかん2』(著者:鈴木のりたけ、出版社:小学館)です。さらに蔦屋書店のコンシェルジュによる投票で選ばれた優れた作品に贈られる「蔦屋書店賞」を新設し、蔦屋書店賞は『世界』(著者:junaida、出版社:福音館書店)に決定いたしました。なお、より全国のTSUTAYA・蔦屋書店の書籍売り場にてコーナー展開をいたします。(その他受賞作品は下記参照)
第5回「TSUTAYAえほん大賞」:https://tsutaya.tsite.jp/article/book-comic/3064.html
「TSUTAYAえほん大賞」は、全国のTSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が、自分の子どもに読み継ぎたい・語り継いでいきたい、50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい、という願いを込めて、直近1年間に出版された絵本の中から選出する賞です。受賞作品を店頭展開で盛り上げ、先々ロングセラーへと育てていくことを目指しております。なお、昨年の大賞作品『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』(著者:柴田ケイコ、出版社:KADOKAWA)のTSUTAYA・蔦屋書店での販売数の受賞発表前後比は134%(※)と伸長しています。
第5回となる今回、大賞に選ばれた『大ピンチずかん2』は、絵本作家・鈴木のりたけさんが日常に起こる「大ピンチ」をユーモアたっぷりに描いた人気シリーズの続編です。新たに採用された「大ピンチグラフ」を活用することで、子どもたちはさまざまなピンチの原因を考え、自分の感情を理解し、対処法を学ぶことができます。子どもも大人も「あるある!」と一緒に楽しめる絵本として人気を博しています。
TSUTAYAは今後も、「TSUTAYAえほん大賞」を通して、お客様が今まで知らなかった新しい絵本に出会える機会をつくり、受賞作品が長く読まれ続けていくよう店頭展開等で盛り上げてまいります。
■第5回「TSUTAYAえほん大賞」受賞作品
<大賞>『大ピンチずかん2』(著者:鈴木のりたけ、出版社:小学館)
【書店員コメント】
まだまだ続く大ピンチ。ここまで親子で共感できる絵本は他にありません。「おかあさんがイライラしている」にはドキッとしますが・・・そんな時には、この絵本を読めば大丈夫!
(湘南 蔦屋書店 大塚 亜紀)
<2位>『おすしが あるひ たびにでた』(著者:田中達也、出版社:白泉社)
【書店員コメント】
リアルを追求し、唯一無二のアイデアで「見立て」る想像力は、遊び心に溢れています。繰り返し読むたびに新しい発見があり、巧みな言葉遊びと世界観は秀逸。大人も子供もみんなで楽しめる絵本に、間違いありません!。
(蔦屋書店 高梁市図書館 中塚 育子)
<3位>『ちょっぴりながもち するそうです』(著者:ヨシタケシンスケ、出版社:白泉社)
【書店員コメント】
自分の中だけのおまじないやマイルール。根拠がないものをちょっぴり信じてみるのって日々の中で大事な要素な気がします。(名古屋みなと 蔦屋書店 木村 いつか)
<4位>『わすれていいから』(著者:大森 裕子、出版社:KADOKAWA)
【書店員コメント】
赤ちゃんの時から一番側で子どもの成長を見とどけてくれたねこちゃん。親と同じ気持ちでいてくれたのね。胸が熱くなります。わが家のねこと一番仲良しな、わが子にプレゼントしたい絵本です。(柏の葉 蔦屋書店 河瀬 裕子)
<5位>『うちのピーマン』(著者:川之上英子・健/文 柴田ケイコ/絵、アリス館)
【書店員コメント】
ピーマンをはじめてかわいいと思いました。こんなピーマン、切れないです。読んだ後も楽しい気持ちになり、この後も想像してしまうところがいいです。
(TSUTAYA BOOKSTORE近鉄草津 文堂 忍)
<6位>『パンダのおさじと ふりかけパンダ』(著者:柴田ケイコ、出版社:ポプラ社)
【書店員コメント】
リズムに合わせてついつい踊りたくなります。好き嫌いのあるお子さまに読んであげたいです。(六本松 蔦屋書店 加藤 美奈子)
<7位>『どすこいみいちゃんパンやさん』(著者:町田尚子、出版社:ほるぷ出版)
【書店員コメント】
みいちゃんの表情が最高!特にパンをむしゃむしゃ食べるところと、いざ開店の自信満々なとき。本当に猫ってこういう表情をする。
(TSUTAYA南古谷店 石木戸 美穗子)
<8位>『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり』(著者:とりごえこうじ/文 山田花菜/絵、出版社:世界文化社)
【書店員コメント】
たくさんの子どもたちにオススメしたい作品です。スポーツに限らず、自分の「好き」を追求していくことで、道が拓かれるのだと伝わってきます。
(函館 蔦屋書店 白井 彩夏)
<9位>『ひみつのたからもの』(著者:豊福まきこ、出版社:BL出版)
【書店員コメント】
自分に好きなものや大切なものがあるように、他のみんなにもそれがあって、それはそれぞれ違っていい。自分の「好き」もみんなの「好き」も尊重しあえたら、みんなで幸せになれるというメッセージが伝わる絵本だと思います。(TSUTAYA 中万々店 傍士 舞子)
<10位>『サンタさんは どうやって えんとつを おりるの?』
(作:マック・バーネット/文 ジョン・クラッセン/絵、出版社:徳間書店)
【書店員コメント】
サンタさんはどうやってプレゼントを置いて行ったんだ⁉とクリスマスの翌日の朝に必死に考えていた子供時代を思い出し懐かしくなりました。何とも言えない顔のシュールなサンタさんがお気に入りの一冊です。
(草叢BOOKS 新守山店 瀬川 千湖)
<蔦屋書店賞>『世界』(著者:junaida、出版社:福音館書店)
【書店員コメント】
ページをめくるたびに新しい発見や、かつての記憶や物語があふれています。 そして、 たどり着いた先には一つの大きな「世界」が広がっていました。 まるで人生を見ているような大きな”時間の樹”の中であなたは何を見つけるでしょうか。(二子玉川 蔦屋家電 小川 舞)
■ご参考:「TSUTAYAえほん大賞」過去受賞作品
2020年実施 第1回:『パンどろぼう』(柴田ケイコ/KADOKAWA)
2021年実施 第2回:『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』(柴田ケイコ/KADOKAWA)
2022年実施 第3回:『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』(ヨシタケシンスケ/白泉社)
2023年実施 第4回:『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』(柴田ケイコ/KADOKAWA)
■「TSUTAYAえほん大賞」とは
全国の、TSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が自分の子どもに読み継ぎたい・語り継いでいきたい、50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい、という願いを込めて直近1年間に出版された絵本の中から選出。受賞作品を店頭展開で盛り上げ、先々、ロングセラーへと育てていく賞です。
関連URL
□「えほん博2024~五感で感じる絵本の博覧会~」:えほん博|代官山 蔦屋書店が開催する、日本最大級の絵本イベントです。 (tsite.jp) |
本件に関するお問い合せ:
カルチュア・エクスペリエンス株式会社
広報室
TEL:03-6774-7814/MAIL:cx_press@cl-ex.co.jp